たまは貴志駅売店の飼い猫だが、人懐っこい性格で利用客にかわいがられているのに着目した同電鉄が、赤字ローカル線の話題づくりにと今年1月、駅長に任命。狙いは当たって、たま目当ての観光客が全国から訪れ、1日平均約700人だった駅利用者は1月に約17%増え、その後も約1割増の状態が続いている。同線伊太祈曽駅で限定販売するたまの絵はがきなども売れ行きは好調だという。
普段は駅舎の中のかごで寝そべっていることが多いが、時には改札口で乗客を迎えるなど、なかなかの駅長ぶり。観光客が撮影する写真やビデオにも愛想良く納まり、アイドルになっている。
写真集には、たまの“勤務中”や昼寝姿、母親で駅助役の「ミーコ」と遊ぶ様子など約200枚を収録。同電鉄広報担当の山木慶子さんは「たま駅長はまさに幸運の招き猫」と話している。








